ミャンマーの国旗

2021.02.02

ミャンマー軍がクーデターを発表

ミャンマー国軍は、2020年11月の総選挙でNLDが圧勝したことに不正があると繰り返し抗議していた。「それに対し、NLD政府が改善をしなかったことで政情不安のため国軍の最高司令官が権力を掌握した」と軍が運営するミャワディ通信社が発表した。
U Min Shwe氏が暫定大統領に任命され、1年間の非常事態宣言が全国に発令された。

大統領、アウンサンスーチー氏を含めNLDのリーダー達を拘束

軍によって拘束された人の中には、NLDのトップリーダーや政治活動家、学生団体の人達が含まれています。
タニンダーリ地域の選挙管理委員会長も拘留され、州・管区の首相達も逮捕されました。

通信環境が中断

電話やインターネットなど、通信は1月31日の夜から速度の遅れや停止が発生しました。テレビ局も国軍系のミャワディテレビ局以外は放送が中断されています。
また、空港や主な高速道路なども閉鎖しました。
1年間の非常事態宣言により、年内の出入国はできないでしょう。

国民の生活維持の不安

通信回線の不安定からATMから引出しができなくなる恐れがあり、ATMで行列になっています。
ミャンマー銀行協会(MMA)は、金融サービスの利用不能とインターネット通信サービスの中断により、ミャンマー銀行協会のすべてのプライベートバンクが2月1日から一時的に閉鎖されると発表しました。
また、ほとんどの店が閉まっており、食材の供給も止まっています。食材が無くなる恐れがあり、大型スーパーなどでも在庫がほとんどなく、多くの人達が焦って買い物をしています。

国連はクーデターを非難

ミャンマーの新議会の前夜にアウンサンスーチー顧問とウィンミン大統領が逮捕されたことを、国連事務総長は強く非難しています。

非常事態宣言後に軍が権力を取り戻す可能性

クーデターを発表後、14時頃の国軍系のミャワディテレビ局の放送によると、1年間の非常事態宣言後には総選挙を行い、勝者に権力を譲渡すると発表している。

以上、2021年2月1日時点での情報をご案内します。