ミャンマーの食事のマナー

2021.01.14

ミャンマーの食事のマナー

食事をしながら商談や交渉をするシーンはビジネスではよくあることですが、ミャンマーではその際の礼儀作法はあるのでしょうか?
今回はミャンマーにおける一般的な食事のマナーについてご紹介します。
<ご注意点>
ミャンマーは多民族国家のため、民族ごとに言葉、文化、食事などが異なります。
そのため、地域によって食事のマナーも異なる部分があります。
また、ビジネス上の会食マナーについては一般的な世界共通のマナーが、ミャンマーにも根付いています。

年配者が食べ始める前に、手を付けない

ミャンマーは敬虔な仏教徒が多く、
・年配者の前を歩く時は、頭下げること
・年配者に言い返していけない
など年配者を敬う気持ちが非常に強い国です。
そのため、食事の際も年配者(家族では父親)が食べる前にお皿に手を付けるのはマナー違反と見られます。
自分が食べる前に、周りの人に料理を渡すことが良いとされています。
日本人にも馴染みのある感覚ですよね。

最後に残った食べ物はあげない

日本でよくみられる光景で「残った食べものを譲り合う」というものがありますが、ミャンマーでは失礼にあたります。
最後に残ったものを渡されると「大切にされていない」と思われ、嫌われるかもしれませんので注意すべきですね。

食事中はおしゃべりを控える

食事を通して商談や交渉をするビジネスマンは例外ですが、家庭において食事中はできるだけ会話を控えようという意識があります。
厳しい家庭では、完全に無言で食べるということも(!?)
仏教徒であるということが影響しているかもしれませんね。

早く食べ終える

ミャンマーでは、周りの人が食べ終えているのに一人だけまだ食べていることを恥ずかしく思う風潮があります。
子供頃から親には「早く食べなさい」と言われ、しつけられます。

右手で食べる

ミャンマーでは左利きの人も、食事をする時は右手を使います。
左手は不浄であると言われ、子供頃から右手で食事をするように教えられます。
そのため、左利きの人も右手で食べ、料理を取る時は左手を使います。

ミャンマーの食事マナー

スープや飲み物を食べるときは音をたてない

日本人ならご承知の通り、ミャンマーでも音を立てて食事をすることは良くないとされています。
また、スープは基本的にスプーンを使い、器を口を付けて飲むことはNGとされています。

お代わりは食べ切る前に

お代わりの際は、お皿にあるご飯を全部食べ切る前にします。
そのためお店や宴会で、スタッフがお皿にまだご飯がある時に「お代わりいかがですか?」と尋ねることが多いです。
お皿が空になった場合は「もうお腹がいっぱいです」という合図になります。

飲み物は最後に少し残しておくのが良い

食べ物を残すことは非常に良くないとされているミャンマーですが、なぜか飲み物(カップで飲む飲み物)は最後に少し残しておくのがいいと言われています。
これはマナーというよりその方がカッコイイという感覚です。
ただ、これは現代ではあまり意識しないようになってきています。

いかがでしたか?
日本人にも理解できるマナーも多いですよね。ミャンマーへ旅行や出張へ行かれる際は是非参考にしてみてください。