2021.01.06

ミャンマーのキャッシュレスの現状と推進(Myanmar Timesより)

この記事では、VisaミャンマーのCountry ManagerであるLillian Wang氏が述べたミャンマーのキャッシュレスの社会への推進状況をお伝えします。
(※一部文章を割愛しています)


出典:https://www.mmtimes.com/news/advancing-myanmars-cashless-journey.html


ミャンマーは、若年層における最新のテクノロジー導入の加速と中間所得層の急成長で、独自のインフラ近代化を辿っています。
ミャンマーは固定電話があまり普及しない状況から一変、全国的な4G接続、実店舗での商業取引から電子取引へと急速に移行しました。

Visaは、ミャンマーが東南アジアで最も急速に経済成長している地域の一つとと見なし、金融業界だけでなく小売パートナーも、消費者をよりよく理解するための投資先として支援してきました。
最新のVisa消費者調査(the “Study”)は、ミャンマー515人の回答者を含む東南アジア7か国の5,102人の消費者の支払い習慣と行動を追跡しています。

カード決済は強力な足場を築いている

ミャンマーの回答者のうち24%が、現在クレジットカードまたはプリペイドカードを所有しており、4人に3人(71%)が少なくとも週に1回以上カードで積極的に支払いを行っています。
また、4人に1人以上(29%)が、海外旅行中にカードを使用することを好むと述べています。カード利用の主な理由として72%が「利便性」を挙げおり、続いて25%が「安全性」となっています。
今後しばらくはほとんどの人が海外旅行しないと想定されますが、カード決済の安全性に信頼を寄せているため、カードの使用量は今後も増加すると予想されます。

ミャンマーは依然として現金ベースの国であり、ほとんどの回答者(97%)が日常生活で現金に依存していることを認めています。
しかし、16%の消費者は、2年前と比較すると持ち運ぶ現金額が少なくなっていると回答しています。理由として、約3人に1人(35%)が現金引き出しが容易なためと述べています。半数以上(59%)が決済カードの使用が増えたためと述べています。
将来的に(1年以内に)キャッシュレスでの支払いが増えると予想している割合は5人に3人(62%)です。
今後デジタル決済の選択肢が増え、使われる場面も増えることでしょう。ミャンマーは現金への依存を回避し、キャッシュレス社会が推進する可能性があります。

半数以上が「Tap to Pay」に精通している

非接触型カードは、決済カードの新スタンダードです。
利用者は、商品やサービスのPOS決済端末でカードをタップするだけ。簡単なTap-to-Payにより、カードが所有者の手から離れることがなく、署名やPINが不要になるため、より快適でセキュリティも向上します。
現在、ミャンマーの消費者の半数以上(52%)がこの支払い方法に精通していますが、前回の調査ではわずか21%でした。また、72%の回答者が非接触型カードの使用に関心を持っており、昨年から24%増加しています。
また、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生して以来、より衛生的な支払い方法を模索しているため、非接触型決済は50%増加しています。

さらに、ミャンマーの消費者の69%がモバイル非接触型決済へ関心を示しており、最新のデジタル決済に関する認識を高めることで、ミャンマーのキャッシュレス社会への推進を加速させることができます。

以前の調査で、59%が銀行口座を所有しておらず、消費者は経済的に十分なサービスを受けていないことが分かりました。
現在の調査では、デジタルバンキングに焦点をあてています。27%がデジタルバンキングを認識しており、その2倍以上(58%)がデジタルバンキングへの関心を示しています。関心を示している要因は、「スピードと利便性(40%)」、「時間と労力が省ける(32%)」、「新しさ(28%)」となっています。

私たち(Visa)はミャンマーへ進出以来、キャッシュレスのメリットと個人金融の重要性について啓発してきました。
Visaミャンマーは、消費者の日常生活における、支払い・引などのサービスを中心に提供し、信頼できる支払いネットワークを通じてミャンマーのビジネスをより多くの顧客と世界を結び付けることに取り組んでいます。

Visa消費者調査結果の詳細についてはこちらをご覧ください。https://vi.sa/3gXDu85 、 https://myanmar.visa.com/about-visa/newsroom.html. 
調査は、2019年8月に、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン、ミャンマーでENGINEインサイトによって実施されました。
合計サンプル数は5,102で、うち515人がミャンマーで働く成人(18〜65歳:最低月収カットオフMMK150,000を含む)です。