日本とは違い、ミャンマーの正月は4月です。
4月13日〜16日「ダジャン」という水かけ祭りがあり、17日が元日となっています。
以前は二週間ほどの長期休みでしたが、2020年から5日間(週末を除く)となりました。
ミャンマー国民は、旅行に行ったり、地元へ帰り家族と過ごしたりします。
今回は、ミャンマー人の正月の過ごし方をご紹介します。

ダジャン(水かけ祭り)に参加する

先にご紹介したように、国民の多くはダジャンに参加します。
ダジャンは毎年4月13日から16日まで3日間行われています。一番盛り上がる日はやはり最後の日ですね。
ダジャンは、「今年あった悪いもの全てを水で洗い流し、新しい年を迎えよう」という意味があり、仏教の教えから生まれたと言われています(諸説あります)。

ダジャン期間中は道で見かける人全てに水をかけて良いですが、妊婦さん、お坊さん、修道院に通っている瞑想中の人達(服で見分けることが出来る)にはかけてはいけないことになっています。
近年では、ミャンマー人だけでなく、世界中の外国人観光客の参加も多く見られています。
ダジャンの楽しみ方は、水かけだけではありません。祭当日までも大盛り上がりです。地域や区ごとに屋台やステージを一緒に作り上げ、完成度や美しさを競い合い皆を楽しませます。
また、見知らぬ人に水をかけられるので、新しい出会いのきっかけにも。恋人ができたりすることもあるんですよ!

※写真はイメージです

食べ物を無料でふるまう

ミャンマー語にSa Du Di Thaという言葉があります。これは、無料で食べ物を配りふるまうことを意味します。
ダジャンやその他お祭りなどで使うことが多く、多くの人に食べ物を無料で提供します。
お金に余裕がある人は、大量の料理を用意して何百人という人を招待します。
ダジャン期間中のSa Du Di Thaで最も有名な食べ物は、 Mont Lone Ye Pawです。中に黒砂糖が入っており、上に小さく切ったココナッツをふりかける白玉団子です。
Mont Lone Ye Pawを食べながら水遊びをすることはダジャンならでは。
皆で一緒にMont Lone Ye Paw を作り、黒砂糖の代りに辛い唐辛子を仕込んで誰が当たるか、などのいたずら遊びも楽しみの一つですね。

ミャンマーの特別な花パダウを楽しむ

日本を代表する花といえば桜ですが、ミャンマー 代表する花といえば「パダウ」です。日本人にとっての桜と同様、ミャンマー人にとっては特別な花であり、黄色(=金)の花弁は縁起がよく、いい香りがします。
パダウはダジャンを象徴する花で、毎年ダジャンの前に数回の雨が降りその雨でパダウが咲くため、パダウが咲き始めると、人々は「そろそろだなぁ」とダジャンを思い起こします。
パダウは、ステージや屋台の飾り、水遊びで使う車の飾りなどに使われ、女性は髪に飾ったり、耳にかけたりして楽しみます。
まれに、ダジャンの前に雨が降らず、パダウが咲かない年がありますが、パダウがないダジャンは物足りなさを感じます。

ミャンマーを代表するパダウ

元日は慈善活動を行う

お祭りで遊んだ後、17日元日には慈善活動を行うという習慣があります。その日は、日本でお参り行くように、多くの人がパゴダへ行って祈ったり、老人ホーム、孤児院、僧院へ寄付したり、ボランティアに行ったり、自分なりの慈善活動を行います。
中でも、若者が老人ホームでお年寄りの髪を洗うことが、新年ならではの善い行いとされています。
昨年の悪いことを洗い流して、今年も清い人生で生きてゆくという意味がこめられているのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?
ミャンマーへ旅行の際は、是非ともミャンマーのお正月の過ごし方を体験してみてください。
日本では得られない新しい体験がきっとできると思いますよ。