2020.12.11

ミャンマーが代替肉(植物肉)の世界的サプライヤーに!?

近年、世界的に代替肉(植物肉)に対する急速なニーズの高まりが見られ、大きな市場として注目されています。
ミャンマーには、ヒヨコマメ、リョクトウ、ジャガイモ、ヒマワリの種など、栄養価の高い農作物を国内消費と輸出の両方で栽培してきた歴史があり、代替肉のサプライヤーとしての成長が期待できます。

代替肉

主に宗教的な理由で動物の消費を避けようとする仏教徒を対象とし、大豆と小麦から作られた植物ベースの肉は、何世紀にもわたってアジアに存在してきました。
近年は多くのブランドが、新しい材料やフレーバーを取り入れて、動物の肉の味、食感、外観の再現などバラエティに富んだ代替肉のレシピ開発に取り組んでいます。

これらの代替肉は、マクドナルド、KFC、バーガーキング、ピザハット、スターバックスの一部のアジア料理メニューにも登場し始めています。
2020年現在、世界的に異常な緊張状態にある一年間でさえ、植物肉に着目しているアジア太平洋地域の企業は、成長を加速するために2億3000万米ドル以上の資金を調達しています。

シンガポールを拠点とするPHUTUREFoodsのような新進気鋭のブランドは、ひよこ豆のタンパク質を使用してPHUTUREMince(伝統的なひき肉の植物ベースのバージョン)のような革新的な新製品を生み出しています。
ミャンマーでは、アジアの7か国(中国、タイ、ベトナムなどの地域の電力センターも含む)において、ヒヨコ豆の生産の大部分(97%)を占めています。

ひよこ豆

また、緑豆は東アジアと東南アジアの伝統的な主食成分となっており、スープやお粥からパンや春雨まで使われています。緑豆は、代替肉用途の最も有望な成分の1つとして浮上しています。
ミャンマーは緑豆の生産国としてもアジア有数の国なのです。

アメリカの大手食品技術企業であり、植物性食品の生産者であるEat Just, Inc.,は、2020年10月にシンガポールにアジア初の植物ベースの代替品工場を間もなく開設すると発表。
同社で有名な植物由来の代替卵は、緑豆を原材料としており、ミャンマーは原料供給者としての地位を獲得するチャンスを握れるか期待が高まります。